09.09.2008 am Dienstag
author : 永冶ベックマン啓子 Keiko Nagaya Beckmann
息子の勤務成績証明書には、下記の内容が書かれてあった。
繊細な感覚と集中力を要求される迫撃砲の操作は大変良く出来、指令された仕事は下より、仕事は自主的に行い、上官は全て満足できた。
体力的には、負荷容量が十分にあった。
更に、彼に要求された注意深い武器や弾薬の取り扱いに関する自発的な責任感と、上等兵の仕事として期待される事はすべて遂行できた。
他の仲間への態度は、どの時点でも模範的であった。
彼は、山岳隊の同期兵士グループの中、上位30%に属する。
9ヶ月の基礎兵役勤務の後、国防軍を離れるが、彼の将来に成功と幸せを祈る。
バードライヘンハル / ゲネラル コンラード カザーネ
陸軍中尉 シルメル / SCHIRMER
父親のクラウスは、「大切な書類だから、すぐにコピーを取って、ファイルしておくように」、といつもの如く言う。就職の時にも提出する書類になるという。
この徴兵期間で、息子は全く新しいアイデンティティを確立した事と思う。
この徴兵が終わると、誰も指令の無い自由の世界に戻り、戸惑う時期があるそうだが、時間と共にそれが本当に自分を助ける訓練をした事に気が付いて、自発的に変化成長していくという。
徴兵制以外でも、野生に富む自然の神秘な世界の体験、グループで行うスポーツなどでも、規律や、仲間意識、直感力、創造性を伸ばす事は確かに出来る。
しかし、徴兵のなかで学ぶ事は、プログラム化されて検討改良を重ねられて来ている歴史があり、より真剣で学ぶ事が多面的で深いスケールの大きな国民の為の学校人材教育でもある。
考えてみれば、“人生と言う戦場”など、戦争と言う表現や言葉は、よく私達が日常的に使用している事に気がつく。
直ぐに思いつくだけでも、経済戦争、エネルギー戦争、情報戦争、ゴミ戦争、商品戦争、交通戦争、受験戦争、バラ(ローズ)戦争(離婚)といくつもあり、当に人生も、 また人類も残念ながら戦争の繰り返しでもある。
とすれば、戦争(人生)に備えての準備、ある一定期間、身心共に限界まで鍛える位の基礎訓練、体と精神を鍛え、脳もバランスよく発達させ、共同生活で人間関係を学ばせるべきだ。
自己防御と秩序を学ばせないで、人生と言う戦場に子供を送り出すのは、冒険で怖い事である。運転免許なしで、車を運転させるのは危険であると同じ位の要素を私は見る。
従来の高校や大学、専門機関での机上教育のみでは、明らかに不足しているものが多くあり、真の教育を与えないで、今の若者はエゴイストでだらしがない、と言う大人がおかしいのではないか。人差し指でお前が悪いと人を指差す時、親指を包む3本の指は自分を指していると、クラウスが話していた。
今のドイツの多くの会社経営者、管理職の人達が嘆いている事がある。
就職採用された大学卒の若者は、頭も良く知識もあるが、仕事の指令を聞いても直ぐに応答できず、注意深く直ぐに準備して仕事に従事できないし、グループでの仕事が出来ないなど多くを学んでいなく、管理能力に乏しいという。
兵役を体験したマネージャーや大学生が少なくなって来ているというのは、新しいドイツの問題でもあるそうだ。
以前息子さんを徴兵で陸軍に出したドイツ人の親が、「親が出来なかった教育を、国がしてくれた」 と感動した体験談を聞いたが、今 その気持ちは本当に良く理解できる。鉄は熱い内に打てば、鋼が入る。また教育は国の仕事である。
日本の自衛隊は、国に認知されない子供のようだが、より解放されて、やる気のある日本の若者に訓練と自己防御と国防意識を学ぶ機会を与えてほしい。
将来を担う若者の生き方が、その国の生き方に結びつく。
繊細な感覚と集中力を要求される迫撃砲の操作は大変良く出来、指令された仕事は下より、仕事は自主的に行い、上官は全て満足できた。
体力的には、負荷容量が十分にあった。
更に、彼に要求された注意深い武器や弾薬の取り扱いに関する自発的な責任感と、上等兵の仕事として期待される事はすべて遂行できた。
他の仲間への態度は、どの時点でも模範的であった。
彼は、山岳隊の同期兵士グループの中、上位30%に属する。
9ヶ月の基礎兵役勤務の後、国防軍を離れるが、彼の将来に成功と幸せを祈る。
バードライヘンハル / ゲネラル コンラード カザーネ
陸軍中尉 シルメル / SCHIRMER
父親のクラウスは、「大切な書類だから、すぐにコピーを取って、ファイルしておくように」、といつもの如く言う。就職の時にも提出する書類になるという。
この徴兵期間で、息子は全く新しいアイデンティティを確立した事と思う。
この徴兵が終わると、誰も指令の無い自由の世界に戻り、戸惑う時期があるそうだが、時間と共にそれが本当に自分を助ける訓練をした事に気が付いて、自発的に変化成長していくという。
徴兵制以外でも、野生に富む自然の神秘な世界の体験、グループで行うスポーツなどでも、規律や、仲間意識、直感力、創造性を伸ばす事は確かに出来る。
しかし、徴兵のなかで学ぶ事は、プログラム化されて検討改良を重ねられて来ている歴史があり、より真剣で学ぶ事が多面的で深いスケールの大きな国民の為の学校人材教育でもある。
考えてみれば、“人生と言う戦場”など、戦争と言う表現や言葉は、よく私達が日常的に使用している事に気がつく。
直ぐに思いつくだけでも、経済戦争、エネルギー戦争、情報戦争、ゴミ戦争、商品戦争、交通戦争、受験戦争、バラ(ローズ)戦争(離婚)といくつもあり、当に人生も、 また人類も残念ながら戦争の繰り返しでもある。
とすれば、戦争(人生)に備えての準備、ある一定期間、身心共に限界まで鍛える位の基礎訓練、体と精神を鍛え、脳もバランスよく発達させ、共同生活で人間関係を学ばせるべきだ。
自己防御と秩序を学ばせないで、人生と言う戦場に子供を送り出すのは、冒険で怖い事である。運転免許なしで、車を運転させるのは危険であると同じ位の要素を私は見る。
従来の高校や大学、専門機関での机上教育のみでは、明らかに不足しているものが多くあり、真の教育を与えないで、今の若者はエゴイストでだらしがない、と言う大人がおかしいのではないか。人差し指でお前が悪いと人を指差す時、親指を包む3本の指は自分を指していると、クラウスが話していた。
今のドイツの多くの会社経営者、管理職の人達が嘆いている事がある。
就職採用された大学卒の若者は、頭も良く知識もあるが、仕事の指令を聞いても直ぐに応答できず、注意深く直ぐに準備して仕事に従事できないし、グループでの仕事が出来ないなど多くを学んでいなく、管理能力に乏しいという。
兵役を体験したマネージャーや大学生が少なくなって来ているというのは、新しいドイツの問題でもあるそうだ。
以前息子さんを徴兵で陸軍に出したドイツ人の親が、「親が出来なかった教育を、国がしてくれた」 と感動した体験談を聞いたが、今 その気持ちは本当に良く理解できる。鉄は熱い内に打てば、鋼が入る。また教育は国の仕事である。
日本の自衛隊は、国に認知されない子供のようだが、より解放されて、やる気のある日本の若者に訓練と自己防御と国防意識を学ぶ機会を与えてほしい。
将来を担う若者の生き方が、その国の生き方に結びつく。
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