14.01.2009 am Mittwoch
author : 永冶ベックマン啓子 Keiko Nagaya Beckmann
今月12日~17日までの6日間、ミュンヘンの新国際見本市会場(ミュンヘン郊外9キロメートル、以前のリーム空港跡)17の全ての会場を使用して、2年に1度の世界最大規模の建築見本市が開催されている。
同じ会場では、3年に1度のBAUMA・バウマ国際建築機械見本市が世界最大の規模で(17の会場と外の会場)開催される。
前回2007年度のBAU-バウ(建築)の国際見本市開催の折には、世界40ヶ国より建築業界をリードする企業、各種メタル類、ガラス類、木材、陶版、石、樹脂等の建材や内装設備、ソーラー技術、扉と窓、エレベーター、エスカレーターなど建築に関係する全ての業界から、2,043社が出展した。
145カ国の建築設計者、建築材料業者、プロジェクト担当者、投資者、住宅業界等の関係者を中心に約21万人が訪れて、BAU史上最高の記録を出している。
本年度は、以前からの建築業界低迷危機にも拘らず、どうやら楽観主義が勝利したようで、1900社以上が出展している。これは1年前から既に予約が入っていたものだが、昨年の建築と金融財政危機があったのに、キャンセルは1つも出なく、全てのブースは売れ切れ、更に200社がウェイティングリストに残るほどの盛況振りである。
見本市では、業界のその時その時のトレンドや時代精神を考慮して、それを上手くカバーして展示してある。本年度重点が置かれているのが、インテリジェント・ファサード、エネルギー節約型の建築、現代的な省エネの為のリフォーム、ビルディングオートメーション・コントロール、機能性とデザイン分野になって、この見本市では世界的な業界の動静や最新情報がえられる。
今まで、ドイツではエネルギーの値段の事ばかりが、問題視されてきた傾向があるが、古い建築物でいかに多くのエネルギーが無駄に使用されているかが判明した。今まで家主達がおざなりにしていた省エネの為のリフォームを早急にする事が、エネルギーの大幅な節約の為に大切な課題になっている。
ドイツも資源の少ない国であるが、ミネラルオイル、天然ガスなど、総エネルギーの80%を外国からの不安定な問題を持つ輸入に依存せざるを得ない状況である。エネルギーの中で、ガスが占める割合は37%となっている。
ガスは、ウクライナのみではなく、白ロシア、オランダ、ノルウエー、ポーランドからパイプで輸入している。
ドイツ政府は2020年を目途に、現在国内にある17箇所ある原子力発電所を閉鎖する政策であるから、それまでに出来るだけ国内での再生可能なエネルギーに切り替える動きが必要で努力されている。政党により異なる意見もあるが。(尚原子力発電所の数は多い順に;USA103、仏59、日本55、ロシア31、中国20、南朝鮮20、UK19,インド16箇所、全世界には435箇所あり、29箇所建造中、64箇所計画中である)
風力、ソーラー、バイオガス、バイオデイーゼル、水素液体ガス、木材チップ、海の満ち潮引き潮、等27種類の再生可能なエネルギーに替える技術は既に十分にあるそうだ。(北ドイツの風力だけでも全ドイツをカバーできるそうだが、輸送にコストが掛かるという問題がある)
石炭ガスでの火力発電は、今後200年間使える石炭がまだドイツ国内にある。
「石炭は、全世界に散在して埋蔵量も多いので、石炭ガスエネルギー源として、大いに将来性がある」、と電力会社エオン社の博士から話を聞いた事がある。
ソーラーシステムは、国内ではまだ10%しか利用されていないから、国内の屋根はまだ90%も使用できる。見本市会場の大きな屋根はソーラーシステムが使用されている。南ドイツのバイエルン州では、2030年までに100%再生可能なエネルギーに切り替えよう、という政策の地域が6箇所あり、他の州でもいくつか出てきているのが知られてきた。
個人として出来る事は、エコ電気に切り替える事、車をエコカーに替えること、古い自宅をエコ・リフォーム・ハウスにする事等である。
努力する事で、経済的な節約が出来ると、ドイツ人は直ぐ行動に出る傾向がある。ゴミの有料処理料金が、ゴミを減らす事により料金が減るというシステムで、ドイツは大幅にゴミの量を減らす事に成功した。節約はドイツ人の得芸の1つで、廊下の電気も3分で消える。お茶など飲むお湯も、飲む分量だけ沸かす。
急がない家事で、洗濯機、乾燥機、皿洗い機は、安い電気料金の時間帯に作動するようにセットすることも出来る。
同じ会場では、3年に1度のBAUMA・バウマ国際建築機械見本市が世界最大の規模で(17の会場と外の会場)開催される。
前回2007年度のBAU-バウ(建築)の国際見本市開催の折には、世界40ヶ国より建築業界をリードする企業、各種メタル類、ガラス類、木材、陶版、石、樹脂等の建材や内装設備、ソーラー技術、扉と窓、エレベーター、エスカレーターなど建築に関係する全ての業界から、2,043社が出展した。
145カ国の建築設計者、建築材料業者、プロジェクト担当者、投資者、住宅業界等の関係者を中心に約21万人が訪れて、BAU史上最高の記録を出している。
本年度は、以前からの建築業界低迷危機にも拘らず、どうやら楽観主義が勝利したようで、1900社以上が出展している。これは1年前から既に予約が入っていたものだが、昨年の建築と金融財政危機があったのに、キャンセルは1つも出なく、全てのブースは売れ切れ、更に200社がウェイティングリストに残るほどの盛況振りである。
見本市では、業界のその時その時のトレンドや時代精神を考慮して、それを上手くカバーして展示してある。本年度重点が置かれているのが、インテリジェント・ファサード、エネルギー節約型の建築、現代的な省エネの為のリフォーム、ビルディングオートメーション・コントロール、機能性とデザイン分野になって、この見本市では世界的な業界の動静や最新情報がえられる。
今まで、ドイツではエネルギーの値段の事ばかりが、問題視されてきた傾向があるが、古い建築物でいかに多くのエネルギーが無駄に使用されているかが判明した。今まで家主達がおざなりにしていた省エネの為のリフォームを早急にする事が、エネルギーの大幅な節約の為に大切な課題になっている。
ドイツも資源の少ない国であるが、ミネラルオイル、天然ガスなど、総エネルギーの80%を外国からの不安定な問題を持つ輸入に依存せざるを得ない状況である。エネルギーの中で、ガスが占める割合は37%となっている。
ガスは、ウクライナのみではなく、白ロシア、オランダ、ノルウエー、ポーランドからパイプで輸入している。
ドイツ政府は2020年を目途に、現在国内にある17箇所ある原子力発電所を閉鎖する政策であるから、それまでに出来るだけ国内での再生可能なエネルギーに切り替える動きが必要で努力されている。政党により異なる意見もあるが。(尚原子力発電所の数は多い順に;USA103、仏59、日本55、ロシア31、中国20、南朝鮮20、UK19,インド16箇所、全世界には435箇所あり、29箇所建造中、64箇所計画中である)
風力、ソーラー、バイオガス、バイオデイーゼル、水素液体ガス、木材チップ、海の満ち潮引き潮、等27種類の再生可能なエネルギーに替える技術は既に十分にあるそうだ。(北ドイツの風力だけでも全ドイツをカバーできるそうだが、輸送にコストが掛かるという問題がある)
石炭ガスでの火力発電は、今後200年間使える石炭がまだドイツ国内にある。
「石炭は、全世界に散在して埋蔵量も多いので、石炭ガスエネルギー源として、大いに将来性がある」、と電力会社エオン社の博士から話を聞いた事がある。
ソーラーシステムは、国内ではまだ10%しか利用されていないから、国内の屋根はまだ90%も使用できる。見本市会場の大きな屋根はソーラーシステムが使用されている。南ドイツのバイエルン州では、2030年までに100%再生可能なエネルギーに切り替えよう、という政策の地域が6箇所あり、他の州でもいくつか出てきているのが知られてきた。
個人として出来る事は、エコ電気に切り替える事、車をエコカーに替えること、古い自宅をエコ・リフォーム・ハウスにする事等である。
努力する事で、経済的な節約が出来ると、ドイツ人は直ぐ行動に出る傾向がある。ゴミの有料処理料金が、ゴミを減らす事により料金が減るというシステムで、ドイツは大幅にゴミの量を減らす事に成功した。節約はドイツ人の得芸の1つで、廊下の電気も3分で消える。お茶など飲むお湯も、飲む分量だけ沸かす。
急がない家事で、洗濯機、乾燥機、皿洗い機は、安い電気料金の時間帯に作動するようにセットすることも出来る。
| コラム集 | 23:35 | comments (x) |
